医師の働き方改革


外来診療における取り組み

  • 手術後ご病状の落ち着いた患者さまはご紹介元や地域医療機関にご紹介(逆紹介)し、外来患者さんの待ち時間を減らしつつ予定時間内に終了できる取り組みを行っています
  • さまざまな新しいツールやお薬を用いて通院回数を少なくして、医療者・患者さま双方の負担を減らす工夫をしています

入院診療における取り組み

  • 入院の主治医にチーム制を導入し、個人負担の軽減に努めています
  • 病院全体の取り組みとして、入院患者さんへの手術説明・病状説明などは16時までに行う方針を守っています

手術における取り組み

  • ローテーションフラップを用いた乳房温存手術を行っています
  • ローテーションフラップ法では、比較的短時間で乳房の整容性を損なうことなく、従来よりも広範囲の乳腺切除を可能にしました
  • 最新のエネルギーデバイスを用いて、安全に手術時間短縮を可能にしています
  • 詳しくは手術のページをご参照下さい

平日の働き方

  • 朝の回診・カンファレンスを廃止しました
  • 症例検討など、勤務時間帯内に開催が難しい全員カンファレンスは週1回木曜日のみとし、通常業務終了後に開始して効率的に進行する努力をしています
  • 9時5時勤務を目指す雰囲気作りを心掛けています

土日休日の扱い

  • 土日休日の講演会・イベントを完全廃止しました
  • 院外との合同で平日以外に開催する会合は原則ハイブリッド開催とし、WEB参加も可としています
  • 土日休日は日直と当直を分けて、24時間拘束しないよう工夫しています

医師派遣における取り組み

  • 地域の乳腺診療の中核となる医療機関には複数の医師を配置し、安心できる医療の提供ならびに若手医師の修練の場となるよう配慮しています
  • 子育て中の医師が関係医療機関に赴任する際には、医局から「保育園からの急な呼び出しや欠勤・早退・遅刻への対応」と、「補佐を言い出しやすい雰囲気作り」を強くご依頼しています
  • このような医局の方針にご賛同いただける医療機関には優先的に人材を配置できるようにしています
  • 子育て中の医師を助ける周りの医師への支援も行っています